外観からは想像できない内部鉄骨の腐蝕もあります。
――当初、「人間ドック」をイメージして検査システム開発に取り組んだとのことですが、そのきっかけは?
益谷 屋外に設置されている看板は、長い間風雨に晒されます。外装板や支柱など目で見て分かる汚れや錆びもあれば、外観からは想像できない内部鉄骨の腐蝕もあります。お客様が気付かない所で深刻な劣化が進み、強風時や台風時、地震時に落下や倒壊などの重大事故につながる恐れがあります。「人間ドック」と同じように、外からは分からない部分の状態を検査で的確に把握し、お客様に報告、必要な処置をご提案したいと考えました。又、なるべくお客様の負担を減らし、短時間で検査出来る様検査機器を選定、活用しております。
――どのような検査機器を使いますか。
益谷 外装板や表示面を取り外したり、大型の重機を使用したりという方法は、費用の面、時間的な面でもお客様に大きな負担をお掛けします。「看板ドクター」では、内視ビデオ付き診断スコープを使用しわずかな隙間から看板内部の状況を把握出来ます。撮影した画像は、診断結果と一緒にお客様にご提出します。又、「アンカードクター」は当社で研究、開発、試験を重ねて特許を取得したアンカーボルトの引抜き耐力試験です。
|